転職活動のスケジュール!一般的な例は?どんな準備をすればいいの?ポイントは?流れを解説!
転職活動のスケジュール・流れ
一般的な転職のスケジュール
転職活動は一般的に1~3か月ほどかかる
1.事前準備
2.情報収集
3.企業への応募
4.応募企業との面接
5.内定をもらい、退職の意思を伝える
1.事前準備
始めに事前準備だ。ここが転職活動において一番大切な部分と言っていい。
自分が何をしたいのか、自己分析をするんだ。
これまでの自分の経験を振り返り、仕事をするうえで何が大切なのか、自分は何が向いているのか、自分の能力はどのくらいあるのか。(市場価値はどのくらいあるのか)
上記のことを考えて、紙に書き出していけ。
単語を並べていくと言葉になって、文章になっていく。
それが最終的に、履歴書や職務経歴書に自己PR、志望動機、強みとして書くことの源泉になっていくはずだ。
そして転職の目的を考えろ。
何の為の転職なのか。
どのように働いていきたいのか。
この二つを自分の軸にしてこれから転職活動をしていく。
例えば、年収を上げたい。○○を作りたい。人のために役に立ちたい。など人によって様々だろう。
これを考えることで企業選びがスムーズに進むし、望んだ企業に就職できるだろう。
2.情報収集
事前準備で自己分析をしたと思う。
自分が行きたい業界の情報を収集するんだ。
就職してみたら想像と全然ちがうなんてことも起こり得る。
企業調査は欠かせない。必ず綿密にすること。
その業界の将来性、業務内容、必要な技術など詳細な情報を集める。
特に外資系の企業へ行く場合は語学力も必要になるから、どの程度出来るべきなのかをはっきりさせておけ。
この期間は転職活動において最も大切な期間だ。
最低でも2週間。最大でも1か月くらいはかけるつもりでいること。
就職したい業界、企業の目星がついたならば、次はその業界、企業にあった履歴書の作成をはじめる。
もし、転職したい本当の理由が人間関係や仕事についていけない、会社が嫌だ、などネガティブな理由の場合は、次へのステップを想像して、ポジティブな側面を引き出してくれ。
※自己PRや志望動機等の書き方に関しては後日記事を上げようと思う。
情報収集の段階で、転職サイトの登録をしておくといい。
転職サイトはたくさんあるが、できるだけ多くの転職サイトに登録しておくといいだろう。
その転職サイトにしか載ってない企業がたくさんあるからね。
転職サイトの紹介の記事も後日アップする。
3.企業への応募
早速企業へ応募しよう。
転職サイトでWEB履歴書を登録できる。それで書類審査が行われるだろう。
履歴書は必ず応募企業ごとに作成すること。
例文がたくさんネットには落ちているが、それをパクるなんてことはしちゃだめだ。
人事担当者は多くの転職希望者と面談している。
みんな例文を模してくるから見ただけでなんとなくわかっちゃうんだよ。
絶対注意すること。自分の言葉で伝えたほうが、他の転職希望者との差をつけられる。
質の高い応募書類を作成しよう。
4.企業との面接
書類選考に受かったらいよいよ面接だ。
必ず10分前には応募企業に到着しておけ。
その際にトイレに行くのを忘れないこと。もちろん身だしなみを確認するためだ。
第一印象はめっちゃ大切だからな。
転職活動の面接は、新卒の就活と違って、ノックして入室ってところからスタートするものではなく、部屋に案内され、面接担当者が車で待機。待機場所に面接担当者が入室してくるような形になると思う。
面接担当者が入室した際には、必ず立って挨拶すること。
自己紹介は完結に。志望動機も要点をわかりやすく、スムーズに話せるよう練習をしておこう。
退職理由を聞かれると思うが、ポジティブに、志望動機につながるような答えを用意しておこう。
転職活動での面接は、新卒のときとは違い、具体的に何ができるのか、入社後に具体的に何がしたいのか、そして最終的にどのようになりたいのかを聞かれる。
どうやって応募企業に貢献するのか、しっかりまとめておくこと。
そして最後には質問はありますか?と絶対聞かれる。
間違ってもありませんなんて答えるなよ。
ここは大事な時間だ。
最後の自己アピールだ。
企業のHPや転職サイトに書いてあること以外のことを質問しよう。
そうすることでしっかり調べたアピールにもなるし、興味を持っていることを伝えられる。
加えて諸条件についても質問しよう。休日や給与、福利厚生など。
条件のすり合わせも転職活動の面接において大切なことだ。
5.内定・退職
面接結果が出て、内定をもらえたら再度条件を確認し、それを受諾しよう。
入社日など具体的なことを決めていく。退職のことを考えると1か月以上後が理想だろう。
雇用契約書の発行もこの時行われる。
応募時と条件が変わっていることがあるから注意して確認すること。
返答は迅速にすること。
最後に退職の意志を職場に伝えよう。
直属の上長から話していくこと。人間自分を飛ばされて上に話を持っていかれたらいい気がしないからな。
労働基準法だと2週間前に退職を届け出れば、退職ができるってことになってるが、会社独自の人事規定がある場合がある。引継ぎ等も発生するだろう。
基本的には1か月以上後を最終的な退職日にするのが望ましい。
(有給消化したい場合はもっと期間をとること)
退職理由については何も言わなくていい。一身上の都合で、という理由で構わない。
とはいえ、人間そう簡単に納得しない。
退職願にはそう書けばいいが、上長に伝える場合は、しっかり応援してもらえるように気持ちをちゃんとつたえよう。ネガティブな理由の場合は上手くやってくれ。
円満退社が理想だ。
次に退職願を提出する。
退職届とよく混同されるが、退職届は一方的な通知。退職願は願い出る事、つまり柔らかい表現になる。
会社のテンプレートがある場合はそれに従おう。
ない場合は、手書きで縦書きで書くこと。
理由は「一身上の都合」にすること。
退職の相談をする前に提出することはないように注意しろ。
上長に、「じゃあ退職願だしてね。」って言われたら、もしくは「退職願を提出します。」って事前に断ってからだ。
希望退職日と会社の希望が折り合わない場合は、迷わず自分の権利を主張しよう。
自分の未来が一番大事だ。その為に転職するんだからね。
円満退社を諦めることも時には必要になる。
まとめ
今回は転職活動の流れをざっと説明した。
細かい部分は今後ピックアップして記事にしていこうと思う。
後輩諸君が良い転職ができるように祈ってる。